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単なる乾燥肌だと思っていたのに病院でアトピーと診断されたという人は少なくありません。アトピー肌の人は同時に乾燥に悩むことも多いようですが、どうすれば安全に乾燥肌のケアができるのでしょうか。

アトピーと乾燥肌の違いとは?

肌が乾燥して痒くなるのはアトピーにも乾燥肌にも共通した症状です。しかし、アトピーの場合は乾燥して痒くなるだけでなく湿疹ができたり、保湿しても繰り返し痒みがぶり返すという特徴があります。乾燥肌であれば保湿ケアをしっかり行えば少しずつ症状が改善されます。


しかし、アトピーの場合は病院で処方された薬を使わなければ症状が悪化する一方なことが多いようです。アトピーの要因に乾燥肌が挙げられることもありますが、適切なケアを行えば必ずしもアトピーになるとは限りません。


ただし、アトピー肌の人の肌が乾燥しやすいのも確かで、乾燥によって症状が強くなることもあります。そのため、アトピー肌の人にとって乾燥肌ケアは、アトピーの症状を抑えるためにも大事なことです。

アトピー肌でも安全な乾燥肌ケア

アトピーと診断された場合、保湿外用薬としてワセリンの使用を勧められることがあります。ワセリンは肌の表面を油膜で覆い乾燥を防いでくれるので、バリア機能が弱まったアトピー肌を刺激から守ってくれます。


ただ、ワセリンには保水能力を高める働きがないので化粧水などで必要な成分を補うことも大切です。セラミドやヒアルロン酸、尿素配合のスキンケア用品は、水分保持機能が低下したアトピー肌に必要な成分です。


病院でも保湿材を処方してもらうことはできますが、刺激が少ない市販のスキンケアを探してみるのも良いかもしれません。

食べ物や生活改善も乾燥肌ケアに効果的

アトピーは遺伝の要素も大きく、薬やスキンケアだけでは改善が難しいものです。だからといって諦めてしまうのではなく、生活や食事を変えることで肌そのものを変える努力をしてみましょう。アトピー肌の大敵である乾燥を防ぐには良質のたんぱく質やビタミンAを十分に摂取することが大事です。


ストレスや寝不足も血行不良やホルモンバランスの乱れに繋がり、最終的に肌を乾燥させることになります。アトピーの治療と乾燥肌対策は薬や化粧品だけでなく、体質自体を変えることが重要ですね。


アトピーの症状が出ていると保湿のためとはいえ化粧品を使うのをためらう人もいますよね。まずは、痒みなどの症状を薬で抑えることが先決で、症状が治まったらぶり返さないよう安全な保湿ケアを始めましょう。